大豆ミートは、お肉の代わりになる植物性の食材です。
高たんぱくで低カロリーで、栄養価も高いので、ヘルシーな料理にぴったりです。
そんな大豆ミート、どのように保存すればよいのでしょうか?
ここでは、大豆ミートの冷凍保存から、タイプ別の保管方法や販売店舗についてご紹介します。
お肉の代わりになる大豆ミート:冷凍保存できる?食感や味は変わらない?
大豆ミートは、調理前も調理後も冷凍保存ができます。
冷凍保存することで、長期間保存できるだけでなく、使いやすさやおいしさも向上します。
冷凍保存する方法とメリットを見ていきましょう。
調理前の大豆ミートを冷凍保存する場合は、水に戻した後に冷凍します。
水に戻した大豆ミートは、冷凍可能な袋や容器に入れて、平らにして冷凍庫に入れます。
この方法のメリットは、次に使うときに湯戻しの手間が省けることです。
また、必要な分だけ取り出せるので、無駄がありません。
さらに、下味をつけて冷凍することで、独特なにおいが軽減されます。
下味の例としては、塩コショウや焼肉のたれ、ショウガ焼きの味付けなどがあります。
調理後の大豆ミートを冷凍保存する場合は、料理した後に冷ましてから冷凍します。
料理した大豆ミートは、ラップやジップロックなどに入れて、空気を抜いてから冷凍庫に入れます。
この方法のメリットは、作り置きやお弁当のおかずとして使えることです。
また、大豆ミートは冷凍することで食感が変わらないので、解凍後も美味しく食べられます。
なお、解凍するときは冷蔵庫でゆっくり解凍するか、ジッパーバッグなどに入れて流水解凍すると良いですよ。
大豆ミートの賞味期限と保存方法~乾燥タイプとレトルトタイプの違いとは?
まず、調理前の大豆ミートには、乾燥タイプとレトルトタイプの2種類があります。
それぞれによって賞味期限や保存方法が異なりますので、注意が必要です。
乾燥タイプは製造から12~24カ月ほど、レトルトタイプは製造から18カ月ほどが賞味期限となっています。
これは未開封の場合の賞味期限で、開封後はもっと短くなります。
開封後は賞味期限に関係なく、2~3日で食べ切ることがおすすめです。
未開封の場合でも、保存方法によって賞味期限が変わることがあります。
乾燥タイプは高温多湿や直射日光を避けて常温で保存することが基本です。
冷蔵庫や冷凍庫に入れると結露や固まりが起こる可能性があります。
レトルトタイプは常温でも保存できますが、製品によっては冷蔵庫で保管する必要があるものもあります。
パッケージに記載されている保存方法を確認してください。
開封後の大豆ミートは、密閉できる容器に入れて保存します。
乾燥タイプは常温でも問題ありませんが、レトルトタイプは冷蔵庫に入れる必要があります。
お肉の代わりになる大豆ミート:どんな種類がある?業務スーパーには売ってる?
では、大豆ミートはどこで売っているのでしょうか?
実は、スーパーやコンビニなどの身近な場所でも手軽に購入できるようになっています。
ここでは、スーパーで買える大豆ミートの商品をいくつか紹介します。
マルコメ「大豆のお肉」
水に戻す必要がないレトルトタイプや乾燥タイプがあります。
ミンチやスライス、ブロックなどの形状も選べます。
また、「惣菜の素」シリーズでは、大豆ミートと野菜を混ぜるだけでガパオライスやチャプチェなどが作れます。
大塚食品「ゼロミート」
チーズインデミグラスハンバーグやカレーそぼろなどの調理済み商品があります。
温めるだけで食べられるので便利です。
日本ハム「NatuMeat(ナチュミート)」
ハムやソーセージ、唐揚げやハンバーグなどの調理加工品があります。
ネクストミーツ「NEXTチキン」
100%植物性ながら鶏肉独特の繊維感が再現された商品です。
下味が付いているので焼くだけで食べられます。
他にも酢豚やビーフシチューなど、レンジで手軽に楽しめる「NEXT EATS(ネクストイーツ)」シリーズもあります。
大容量で安い商品が多く揃っている業務スーパーでも、大豆ミートの商品が取り扱われています。
例えば、旭松食品「まるごと大豆ミート」は、500g入りで税込み768円というお値打ち価格です。
この商品は、水に戻すと3倍量になるので、実質100gあたり約50円ほどという計算になります。
また、宮城製粉「畑のお肉のカレーそぼろ」は、160g入りで税抜113円というコスパの高さです。
この商品は、カレー味に味付けされたそぼろ状の大豆ミートで、ご飯やサラダにかけたり、トーストやサンドイッチに挟んだりするだけで簡単に食べられます。